ピーターパン・レシピ、辛辣なジョークが効いていて、面白かったです。

​これぞ持ち味といった感じですね。

これぞ舞台！！という絶叫劇と、表情豊かな忠臣蔵のマダムの井戸端会議・・・

​色々な演出の引き出しにあっという間の70分でした。引き込まれた今回の芝居でした。

ピーターパン・レシピ、響きました。

「あぁ、ぼくはピーターパンなのかな」と。

SONEZAKI SINJYUの、最後の自決する場面で思わず顔をしかめてしまいました。

文面の表現に更に叫びが加わることで勢いがつき、壮絶さが増したのを感じました。​

全体的に何ともシュールな感じでした。

ピーターパン・レシピのブラックジョークなのに明るい感じがジワジワ来ます。

どこから声が出てるんだ！！と思うぐらい迫力がありました！

ピーターパンの作り方が衝撃的でした。

​子供が出来た時、ピーターパンにならないように気を付けないと、と思いました。

​昔の言葉が多くて難しかったですが、

キャストの方の表情や声の出し方だけでも、充分楽しめて素敵でした♡

​ピーターパン・レシピの材料が人間というのがおもしろかったです。

​SONEZAKI SINJYUは完全な台詞だけの短編だったので、少し面白みがないのが残念でした。

ただ、題材に関しては興味を惹かれるものもあったので、次回の公演を楽しみにしてます！

忠臣蔵のラストは驚きました。

万人受けでなく、やってみたかった事をされていた事に新しさを感じました。

​次回、座・噺がどのように円熟していくか気になります。